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飼い主疲れを予防する犬と人の適度な距離感とは

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飼い主疲れを予防する犬と人の適度な距離感とは

私が自宅で仕事することが増えてから、犬の様子に変化がありました。具体的には、犬の寝る時間が減った、グッタリしているなど、犬が疲れていることが増えました。さらに、手を噛む回数が増えたり、イタズラをする回数が増えたりとストレス行動のようなものが起き始めました。

そこで、犬といる時間が増えて変わったこと、犬にとって何がストレスとなってしまったのかを踏まえて、犬が陥りやすい「飼い主疲れ」についてお伝えします。

犬は飼い主と適度な距離感を保ちたい

犬は飼い主と適度な距離を保ちたい

犬は、今まで一人でいる時間があったのに、急に飼い主との時間が増えると、飼い主がいることで眠れなくなったり、興奮しやすくなったり、感覚が敏感になったりします。それによって起こる犬のストレスを「飼い主疲れ」と言います。

犬にも1人の時間が必要です。そこで、犬にストレスをかけないために気を付ける事を3つ挙げます。

  1. 犬が寝ている時に構わない
  2. 遊ぶ時と遊ばない時をしっかり切り替える
  3. ずっと同じ部屋にいない

動物が快適に暮らすためには人間との適度な距離感が欠かせません。上記3つが犬のストレスになる理由と対策をそれぞれ説明していきます。

犬が寝ている時に構わないこと

犬は、危険を察知する能力が高く、飼い主の行動を目で見ていなくても気配や音で感じとっていることもあります。そのため、触られるかもしれない、呼ばれるかもしれないという状態が続くと安心して眠ることができません。可愛い寝顔を見るとつい名前を呼んでしまったり、写真を近くで撮ったりしてしまいます。寝ているということは、犬に休息が必要な時なので、静かに見守り邪魔をしないようにしましょう。

遊ぶ時と遊ばない時をしっかり切り替えること

一緒にいる時間が長くなると、犬と遊ぶ時間と遊ばない時間の境目が曖昧になります。すると、常に犬に構っているという状態になりやすくなります。犬は飼い主がいることが嬉しいので、遊んでほしくて興奮します。遊び続けることで自分でも疲れていることがわからず、犬の体力は消耗し疲れやすくなる原因となります。

ずっと同じ部屋にいないこと

犬は飼い主の行動を五感を使って感じとっています。飼い主が犬とずっと同じ部屋にいると、その感覚を常に研ぎ澄ましていることになります。その状態が続くと、犬の休んでいる時間が短くなってしまいます。犬をゲージに入れたり、イタズラされないような場所に移動して、犬を一人にするということも必要です。もし、同じ部屋にいたとしても、なるべく犬から飼い主の姿が見えないようにして、近づきすぎないようにしましょう。

実は勘違いしている犬の気持ち

実は勘違いしている犬の気持ち

飼い主は犬の行動から気持ちを読み取ろうとしますが、間違って認識していることも考えられます。特に、飼い主が犬に対して勘違いしやすいことが2つあります。

  1. 犬はくっついていないと寂しい
  2. 犬が寄ってくるのは構ってほしいから

この勘違いが、犬の飼い主疲れの原因となることもあるので要注意です。

犬はくっついていないと寂しい

犬は本来、集団で暮らす動物なので、基本は寂しがり屋な子が多いです。しかし、ずっと飼い主とくっついていたいわけではありません。犬にやりがちなハグや頭を撫でるなどを、飼い主にされるのが好きな犬ばかりでもありません。私の犬は、頭を撫でてもハグをしても尻尾を降っている様子もないので、どちらかというと飼い主が喜んでいるという状態です。犬は、飼い主に少し触れている程度の「飼い主がいるという感覚」だけで満足します。犬に依存しやすいのは飼い主の方なので、気を付けましょう。

犬が寄ってくるのは構ってほしいから

犬が飼い主の近くに寄ってくるのは、「実は構ってほしいわけではなく、飼い主がいる場所に自分が行きたいから」という場合があります。私の犬は私が座椅子に座っていると寄ってきます。構ってほしいんだと思い抱っこしようとしたら、物凄く怒られました。そして私がその座椅子から立つと、すぐさまそこに座りました。犬が寄ってきたのは「その場所に座りたい!」という意思表示だったのです。いつも飼い主に構ってほしいわけではないということを念頭において、犬と接することも大切です。

(関連記事:犬が震えるのは嬉しいのサイン!ストレスや病気だけじゃない犬の本当の気持ち

犬に構い続けるデメリット

犬に構いすぎるデメリット

一時的に犬といる時間が長くなり、犬がそれを喜んでくれたとしても、それがずっと続いていくとは限りません。環境の変化はやはり犬との関係性や行動にも影響が出てきます。例えば、一時的に犬と居る時間増えたけど、しばらくして元に戻ってしまった場合に起きる犬の行動の変化を2つ挙げます。

  1. イタズラや粗相をしやすくなる
  2. 留守番中に鳴き続ける

犬にとって周りの環境は重要です。特に在宅での環境の変化は犬にとってストレスを与えやすいもとになります。

イタズラや粗相をしやすくなる

まず、イタズラや粗相をしやすくなります。飼い主に構ってもらうことに慣れてしまったため、気を引くためにイタズラや粗相が増えます。飼い主と一緒にいる時間が長かった分、ずっと飼い主の気配があったのに、それが急になくなると犬も不安になり、ストレス行動が増えていきます。

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留守番中に鳴き続ける

留守番中に鳴き続けるようになる可能性があります。家にいると、犬をゲージの外に出しっぱなしにしたり、犬が鳴いたらゲージから出したりするので、犬が自由に行動できる時間が増えます。そこから、急にゲージに入れられて一人になると、犬はゲージから出してくれるまでずっと鳴き続け、飼い主のことを呼び続けます。

鳴き続けるのにも体力をかなり使います。興奮すると犬の身体も暑くなるので、特に夏は熱中症の危険があるという面でも、絶対に避けなければなりません。

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無意識にしている飼い主の行動

飼い主が無意識にする行動

飼い主と犬が長い時間一緒にいるようになることで起きる問題は、飼い主疲れだけではありません。犬といる時間が長くなると、飼い主が無意識にしがちな行動が2つあります。

  1. おやつをあげすぎる
  2. ご飯がなくなったらすぐ入れる

ついついやってしまいがちな失敗例です。どちらも犬の肥満の原因となりますので注意しましょう。

おやつをあげすぎる

犬が寄ってくると可愛くてつい芸をさせておやつをあげたくなります。一緒にいる時間が長いということは、それをする回数も自然と増えてしまいます。知らないうちにいつもあげているおやつの倍以上の量をあげていることもあります。おやつはカロリーが高いものも多いので、犬が太りやすくなる原因となります。

ご飯がなくなったらすぐ入れる

犬にご飯をあげる時間をしっかり分けていれば良いのですが、家を開けることが多いときは、朝に入れてそのままということもあります。犬は飼い主がいるときにご飯を食べ、誰もいなければ食べないことも多いです。私の犬も常に家に誰かいると、もりもりご飯を食べます。またご飯がなくなるとお皿をカシャカシャし、あげないと騒ぎ出すので、その都度ご飯を足していました。気づかないうちに驚くほどの量を完食してしまうので、体重も増加しやすくなります。

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適度な距離は犬にも飼い主にも必要なこと

飼い主との適度な距離

今回は、犬の飼い主疲れとは何か、その原因と対策をお伝えしました。

飼い主の仕事のリズムが変わっても、犬に対しては、なるべくいつも通りの生活をすることで、犬のストレスも軽減できます。今が良くてもその後に起こる様々な問題を考えると、飼い主にとっても大変なことが増えます。大切なのは、続けられないことはやらないということです。

今まで、仕事で家を空ける事が多かった場合は、特にその時間を埋めるように犬に構いがちになります。しかし、犬にもすでに出来上がった生活リズムがあります。それを崩されたら、当然ストレスがかかってしまいます。

犬にとっても飼い主にとっても、一人の時間を持つことが大切だということです。

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