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保護犬のしつけと家族に迎えるときの注意点

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保護犬のしつけと家族に迎えるときの注意点

初めて一緒に暮らしていた犬が亡くなったとき、とても寂しい気持ちになりますよね。そしてしばらくして気持ちの整理もついたころ、「もう一度犬と一緒に暮らしたい!」そんな気持ちが強くなってきます。

我が家では家族の意向もあり、新しく飼う犬として保護犬を引き取ることにしました。

保護犬を引き取って困ったことは車とトイレのしつけと散歩です。特に、車は最初にで迎えに行った時から乗車中はずっと震え、怖がっていました。車に乗るまではとても人懐っこくずっと尻尾を振っていたのに車に乗せた瞬間状況が変わってしまいました。そのため、車に乗せるときは運転手とは別に犬を抱っこしてあげる人が必要でした。

また、私たちが引き取った保護犬は繁殖犬として飼われていたため、しつけがされておらずトイレの場所はバラバラで散歩も外に出ると興奮しすぎてまともに歩けずといった状態でした。

保護犬のしつけ問題を解決した方法

保護犬のしつけは保護される前の生活が大きく影響するので難しい

車を怖がることについては、車に慣れてもらうしかないと思いました。そのため、運転手と乗車中にずっと犬を抱っこする人の2人がかりで車に乗り、家の周りを一周した後そのまま家に戻るという行為を何度も行いました。これからは元居た場所に戻って来れることを覚えてもらい安心させることが目的でした。

トイレは最終的に家の庭ですることが定着しいろんな場所でトイレをするということが解決しました。最初の頃は「トイレしそうかな?」と思ったときにすぐにペットシートの場所に連れて行き、そこでトイレをするように根気よく教えていましたが結局うまくいきませんでした。保護施設ではおむつを使用していてトイレの場所を教えるしつけは一切していなかったことも多少影響があると思いました。

最終的には、トイレをペットシートにするということを諦め、トイレしそうになると庭に出すようにしたところ、すんなりと庭でトイレをするようになり、いたるところでトイレをするクセが無くなりました。

散歩は、毎回興奮するので、引っ張っても外れないように体にピッタリ密着する散歩ロープを使って急に走り出したりしないようにしました。最初の頃は2人体制で散歩に行き、車の音に驚いたり、他の犬を見つけたときに犬を抱いたりして落ち着かせられるようにしました。散歩はできるだけすぐに家に帰れる距離を意識しつつ基本的には犬が行きたいように歩かせました。そうすることで、犬の様子を見て、これ以上は危険だと判断したら途中で抱っこして散歩を中断することができ安心だと考えました。また、家の周りの匂いや風景を先に覚えることで散歩するときの興奮が落ち着かせる狙いもありました。保護犬がうちに来て、最初の頃は匂いを嗅いだりマーキングをすることもなく、興奮して走り回るような散歩だったのが、だんだんニオイを気にしたりマーキングをするようになり、落ち着いて歩けるようになった頃から徐々に距離も伸ばしていきました。

保護犬が環境変化に弱かった原因

車に乗ると震えるのは、繁殖犬として飼われていた施設から、保護施設に連れて行くときに車で移動して来たことが嫌な思い出として記憶されたのが原因だと思っています。これによって、「車に乗るとどこか見知らぬ人や場所に置いていかれる」という認識するようになっていて恐怖心から震えていたのではないでしょうか。

保護施設では施設の外で散歩をしたことがなかったそうです。室内でずっと生きてきて、外の世界を知らない犬なので外を歩くこと自体がとても刺激的でなうえ、車の存在に恐怖を感じていたのではないかと思います。普通なら室内だけで暮らしていると狭いし運動不足にもなりストレスが溜まるだろうと思っていましたが、何らかのトラウマを持っていたり外に出るということが初めての犬にとっては逆に散歩がストレスになることもあるということがわかりました。保護犬は保護施設に来るまでの環境が大きく影響しますが、繁殖犬として飼われていた我が家の犬はペットショップの犬のように、狭いショーケースの中でシートにトイレをする経験していませんし大きくなってもしつけの経験もない育てられ方をしていたことが対応が難しい原因になっていました。

保護犬にしつけがしにくい状況

私の住んでいる場所は地方なので移動には必ず車を使います。毎回付き添いを連れていければ特に問題はないのかもしれませんが、急な用事で付き添いしてくれる人を見つけられなかったときのことを考えればおとなしく車に乗ってくれないと困ります。車に対して恐怖心やストレスを抱える犬が運転中に何かの拍子でパニックを起こして暴れてしまったら危険です。

散歩やトイレは保護犬だけでなく、なんのしつけもせずに育った期間が長い犬も同様に適応させるまでが大変です。飼い始めたときからそれぞれの家庭でしつけるための覚悟が必要です。

保護犬を飼ったことがあるからわかる反省点や注意点

保護犬を迎えてから、初めに色々とチャレンジをさせ過ぎてしまったことが犬にとってストレスになってしまいしばらく下痢が続いてしまった事です。

繁殖用として今まで子犬を産むためだけの存在の犬に対して、飼い主都合で「飼い犬らしく暮らして欲しい」という想いが先走ってしまい、一度にたくさんのことをさせてしまいました。犬の気持ちを考えて少し時間をおいて経験させていけばよかったなと思いました。

トイレもペットシーツですることを覚えて欲しかったのですがうまくいかずに諦めて庭でするようにしてしまったことも反省点です。前に飼っていた犬も庭でトイレをしていましたが、雨や風が強いときにも外に出してあげないといけないのが大変でした。特に老犬になり、よろよろとしか歩けなくなっても庭でしかトイレをしなかったので、台風が近づいているときなどは一緒に付き添うことになりました。同じようなことにならないように何とかできないかと考えています。

保護犬を飼うことのまとめとアドバイス

保護犬を飼おうと考えている人は、犬が大好きで1匹でも多く幸せに暮らせる犬が増えて欲しいと願う人ばかりです。飼い主の犬と暮らすことに対する理想は高いですが、保護犬の場合は特に環境変化への適応が難し居場合があるので犬がストレスを抱えて体調を崩さないように注意することが必要です。焦る気持ちを落ち着かせ、ゆっくりと犬との暮らしを整えていくほうが良いでしょう。

保護犬には様々な辛い経験があることも多いです。その犬たちのバックグラウンドを鑑みて、どのように向き合っていけば良いのかを考えながらしつけを教えて行くようにしてください。また、前に飼っていた犬との暮らしの経験から、「犬とはこういうものだ」という飼い主が思い込んでしまっていると上手くいかないことが多々ありました。保護犬を迎えるときは手探りではあるけれど、すべてを受け入れて一緒に生活スタイルを作っていくという心が必要です。

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